Laboratous

05失敗しないためのAI導入のイロハ全6回

AI導入を成功させるための5つのステップ

ゴールと入口を決めてから
小さく始めましょう!

AI導入は、いきなり動き出さないことが大切です。最初にゴールを決めて、入口を決める。そのうえで、5つのステップで進めていきます。

いきなり動き出さない

ツールを選んだり、試しにアプリをつくったりする前に、どこを目指すのか(ゴール)と、どこから始めるのか(入口)を決めます。ここが曖昧なまま動き出すと、途中で方向がぶれ、何のために取り組んでいるのかが分からなくなってしまいます。

5つのステップ

  1. ステップ1ゴールの設定

    理想の状態は、どのような状態か

    「現場の報告が自然に集まり、経営が毎朝最新の数字を見られる」のように、仕事の姿として描きます。ツールの名前ではなく、状態で書くのがポイントです。

  2. ステップ2現状の整理・理解

    どんな帳票が現場で使われているのか。現場は何に困っているのか

    実際の書類や画面を集め、現場の声を聞いて、今の仕事の流れを整理します。困りごとの大きさや頻度も確かめ、入口にする業務を決めます。

  3. ステップ3解決策の現場への提案

    現場が「これなら使える」と思える形か

    整理した内容から解決案をつくり、現場スタッフの意見を聞きながらブラッシュアップします。現場と一緒に形にすることで、導入後に使われる仕組みになります。

  4. ステップ4解決策の実装

    将来のマーケティングにも活かせる形か

    将来のマーケティングに活用することをイメージして、それに耐えられる実装をします。目の前の業務が楽になるだけでなく、たまったデータをお客様の理解や次の施策に使えるよう、情報の持ち方を考えておきます。

  5. ステップ5解決策の継続的な改善

    現場の声を聞き続けているか

    現場からの改善要望を聞きながら、継続的に改善します。使いながら直していくことで、仕組みが現場に根づき、次の業務へ広げる土台にもなります。

ステップ4で、先の伸びしろが決まる

業務を楽にするためだけにつくった仕組みは、あとからデータを活かそうとしたときに、つくり直しが必要になることがあります。

お客様の情報や取引の記録を、あとから分析できる形でためておく。この一手間が、AI導入を日々の業務改善から、マーケティングや経営判断へと広げていく土台になります。

いきなり動き出さず、ゴールと入口を決めてから、5つのステップで進めましょう。特に、現場と一緒に解決策を磨くこと、将来の活用を見すえて実装すること、使いながら改善し続けることが、成果を分けるポイントです。最後の記事では、AI導入に成功すると会社がどう変わるのかをお伝えします。